150年の歴史が支える「安心・安全の氷」 日本氷業株式会社の歩み
日々、当たり前のように提供される冷たい飲み物や食材の保冷。
その裏側には、変わらぬ品質で氷をつくり続ける企業の努力があります。
日本氷業株式会社(通称:ニッピョウ)は、1874年創業の製氷会社。
150年にわたり、大阪・吹田の地から「安心・安全な氷」を届け続けてきました。
飲食業界をはじめ、イベント、医療、防災といった多分野を支える存在として、
地域とともに歩んできたその歴史と、これからの取り組みをご紹介します。
創業1874年、ニッピョウの歴史と変化
日本氷業の歴史は、明治時代に遡ります。
まだ冷蔵庫のない時代、氷は貴重な保存資源として重宝されており、当社はその製造・販売から地域に根差した事業を展開してきました。
やがて、時代が進むにつれて氷の需要も多様化。
飲食店や工業用、医療用、イベント・商業施設などへの納品を通じて、「氷で支える社会インフラ」としての役割を果たしています。
150年という年月のなかで、私たちは「品質」「信頼」「柔軟な対応力」を重ね、現在では大阪万博をはじめとする大規模イベントにも氷を納品する企業へと進化しました。
地域に根ざす製氷業の使命
本社・製氷工場を構えるのは、大阪府吹田市南吹田。
地域イベントへの協賛や、江坂公園でのかき氷出店など、私たちは「地域の日常の一部」として親しまれる氷屋であることを大切にしています。
・直売所では家庭向け氷の販売も実施
・保育園や地域団体の夏イベントにも氷を提供
・災害時には救護所向け氷の供給にも対応可能
「ただ氷をつくる」だけではなく、地域のくらしや安全を支えるパートナーであることが、私たちの変わらぬ姿勢です。
SDGsやCSRへの取り組み
持続可能な社会の実現に向けて、ニッピョウでは環境負荷を抑えた製氷工程の見直しや、氷のリサイクル・再利用活動にも取り組んでいます。
・製氷時のエネルギー使用量を最適化
・製氷後に余った氷の環境用途での再活用(散水・冷却など)
・地元企業や自治体との連携による廃棄削減活動
また、地元の若年層向けキャリア教育や、イベント協賛などを通して、「氷の仕事」を身近に知ってもらう機会づくりにも力を入れています。
150年という歴史の中で培ってきたものは、単なる製氷技術だけではありません。
信頼、安心、そして地域とのつながり。これこそが、ニッピョウの原点であり、これからも大切にしたい価値です。
法人様向けには、イベント、飲食、医療、防災など各分野に応じた氷のご提案を個別対応しております。
氷の導入・切替えをご検討中の方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。